今回はドル円の一週間を振り返ってみたいと思います。
相場環境
11/7時点でのシナリオはこちらです。
日足では高値切り下げつつも、安値も切り上げていました。
4時間足では下降トレンドが継続しているなか始まりました。
基本的には下げ目線なので、戻しをつけてくれば売っていこうと考えていました。
実際のチャート
実際に週始めは戻しをつけて下げていきましたが、エントリーする根拠を満たさなかったため見送る判断を取りました。
週中にもう一度戻しをつけたが、根拠を満たすあと少しのところで、崩してきたので再度見送る判断を取りました。
週末にかけては、イベント(消費者物価指数:CPI)により大きく下げましたが、
イベントの値動きにかられるリスクが高いと判断し、チャートすら見ていませんでした。
復習
今週の注目するポイントは週中の局面にあると思いますが、
実際にどのような根拠を満たせば、トレードできたのかを見ていきたいと思います。
(下図のピンクの下落)
まず、赤縦線のポイントからの下落を狙っていたが、できなかった理由は
1時間足で短期的にも上昇トレンドに入っているなか、
「高値切り下げなき安値更新」をしたためです。
ここでより明確な高値切り下げがあれば、日足サポートまでのリスクリワードも確保できるため、仕掛けていたと思いますが、そうはならなかったので仕掛けられませんでした。
では、その次の高値切り下げから売りを仕掛ければいいかと思われますが、
ここではすでに遅いと考えました。
なぜなら、4時間足で引ける切り上げライン(下図の白いライン)があったためです。
切り上げライン下抜けで売っていた場合、仮にだましの上昇があれば
安値掴みになって損切してしまいます。
(今回は結果論下抜けにつながっているだけです。)
上位足のライン抜けを狙う場合、個人的にはエントリーと同時でライン抜けを狙うのではなくて、あらかじめポジションを持ったあと、ラインを抜けるかどうか、というポジション取りをしたいと考えています。(下図参照)
今回の局面ではリスクリワードが合う局面で1時間足の高値切り下げがなかったため
エントリーすることができませんでした。
その後に1時間足で高値切り下げを見せたものの、リスクリワードが合わないため
エントリーを見送る判断となりました。
まとめ
今週は一週間通して狙えそうで狙いない局面がありましたが、
できるだけ良い局面でしか狙わないと決めているため、このような判断になりました。
毎週トレードできると限らないですが、無駄な損失を出さないためにも
根拠の弱いところはできるだけ排除して、勝ちやすいポイントだけを絞って
今後もトレードを続けたいと考えています。
何か参考になれば幸いです。