今回は2025年4月22日のGBPJPY(ポンド円)のトレードについて、上位足相場環境の把握からトレード足への落とし込み、仕掛け・決済までを簡単に見ていきたいと思います。
日足

週足、日足では下降トレンドの戻しが入ってきています。
日足MA(青)を見てみると頭から抑えてこようかという感じで下げてきています。
また、抵抗線も明確に機能していることから、売りに対して優位性があると感じました。
ただ、直近安値の下髭では分かりやすく反発しているので、
それなりの買いも入ってきているのが分かります。
4時間足
4時間足では日足の戻り売り局面で、トリプルトップをつけているのが分かります。(青線)
トリプルトップをつけているということは、抵抗帯が重く、それ以上うえでの取引を拒み、売りが強くなってきていることと同意となり、ここでも売りに対しての優位性を感じ取れます。

ただ、それと同時に安値切り上げも見せているので、
こちらでも買いが入ってきているというのが分かると思います。
1時間足

1時間足では画像にも記載している通り、
4時間足のトリプルトップの右側で、1時間足でもWトップが認識できるかといった感じで高値切下げを見せてきました。
また、日足MA(オレンジ)に対して4時間足MA(赤)が収束拡散するなか、
4時間足MAに対して1時間足MA(青)も収束拡散するポイントです。
つまり、グランビルの中のグランビルということで
ここでも売りに対して優位性が高いのを見て取れます。
リスク

この画像で分かるリスクとしては、4時間足MA(青)が若干緩やかで勢いの低下を感じることです。
それは安値切り上げているからでもあり、「このあと下げたとしても、
直近最安値までは下げないな」といった想定をすることができます。
このリスクを把握したうえでトレードするのは問題ありませんが
リスクを見逃して、ただ盲目に売るといった思考は危険です。
常に、ゼロリスクは存在しないわけで、ある程度のリスクは許容して
それに対して超えるリターンがあればトレードすることができます。
実際のエントリーポイント

さきほどまでのリスクを把握したうえでトレード根拠まとめ↓
- 日足、4時間足のダウが揃っていての1時間足の下降トレンド継続ポイント
- 日足高値切下げで4時間足トリプルトップのなか1時間足でのWトップ
- 日足MAに対して4時間足MAが収束拡散ポイント
- 4時間足MAに対して1時間足MAが収束拡散ポイント
- 水平線による抑え、上昇トレンドラインによる抑え(リターンムーブ)
これらの要素をもとに1時間足直近安値割れで売りを仕掛けました。
結果

エントリー後、目指していた節目到達で1/3だけ決済し、
残りは引き下げていたSLにかかり全決済となりました。
当初想定していた4時間足の節目までは下げたものの、
それ以上は下げ渋ってきたので、SLを引き下げていたわけですが
伸びずに終わりましたね。
ただこれも事前にリスクを把握し、シナリオを描いていたからこそ、エントリーから決済まで、ブレずに行うことができます。
まだ、ご自身でシナリオを描いたり、軸のあるトレードができない方は練習ソフトで検証することをおすすめします。
検証することで確信のあるトレードを技術をみにつけ
安定した実績を残すことができるようになります。
まだ持ってない方はこちらで技術を磨いてみてください。
きっと成長を感じることができると思います!
最後までお読みいただきありがとうございます。
